バス
昔のバスやタクシーの文字は、進行方向のものが結構あったと記憶していますが、さすがにこれは新しい観光バスで、車体ロゴは左書きです。
ただ、絵柄は進行方向書きになっていますね。刷毛のような、後ろに流れる白い翼模様はスピード感があります。「SHINKI BUS」ロゴタイプの傾きは翼模様の縦線と同じで、車体の両側で全く同じ文字を採用している車両も多い中、こちらは絵柄との統一感が取れています。
観光バスのように長い車体は、左右で逆向きの絵柄を採用している場合が割とあります。JRバスのツバメも、奈良交通の鹿も、大阪空港交通の飛行機も前に向かって進んでいます。
疾走感と関係するのでしょうか、幾何学模様では、車体の頭から後ろに向かって上がっていくラインが使われていることがあります。このバスだと運転席下側の白い曲線がそうです。西濃や佐川、シルバー特急便もそうなっています。
ちなみに、神姫バスの白い鳩のマークは、「希望(のぞみ)くん」というそうです。名前があったとは知りませんでした。
2018年12月 兵庫県姫路市
こちらは南海バスエアポートリムジン「Sorae」。左側はこの模様が左右反転になっています。鳥の頭のような紙飛行機のような矢印が後ろ向きというのは、ちょっと考えられないですね。
2019年2月 兵庫県姫路市