工業用水道
制水弁
大阪市 工業用水道 制水弁
撮影:2014年4月 大阪府大阪市
600くらいの大型の蓋。
大阪市の工業用水道は、沿岸部の工場の地下水くみ上げによる地盤沈下に対処するため、昭和29年(1954年)3月、福島区の福島浄水場が一部完成し、此花区の全部と福島区の一部に給水したのが始まりです。
大阪市水道局サイトの工業用水道事業についてのページに説明があります。
大阪市 工業用水道 制水弁
撮影:2014年4月 大阪府大阪市
小型の蓋。
2枚目は上の蓋と並んで設置されている様子。
排気弁
大阪市 工業用水道 排氣辨
撮影:2010年3月 大阪府大阪市
これは工業用水の排気弁の蓋。直径は550くらい。「排氣辨」なので工水関連の蓋の中では古参でしょう。
大阪市 工業用水道 排氣弁
撮影:2005年11月 大阪府大阪市
排気弁の蓋。上と同じくらいの大きさ。工水関連の蓋は沿岸部や上町台地東側、淀川区あたりに多いです。
大阪市 工業用水道 排気弁
撮影:2005年11月 大阪府大阪市
排気弁になりましたが弁は点付き。
空気弁
大阪市 工業用水道 空気弁
撮影:2014年4月 大阪府大阪市
空気弁の蓋。大きさは500くらいのようでしたがその割に文字が小さいですね。
大阪市 工業用水道 双口空気弁
撮影:2014年4月 大阪府大阪市
空気弁の蓋。双口なので大きく600×450mm。ギザギザパターンが珍しい。
消火栓
大阪市 工業用水道 双口消火栓
撮影:2014年4月 大阪府大阪市
消火栓の蓋。大きさは街中でよく見かける消火栓の倍サイズ600×450。大阪市は工水、上水とも双口のものが多いです。
排水栓
大阪市 工業用水道 双口排水栓
撮影:2005年11月 大阪府大阪市
双口排水栓の蓋。上の消火栓と同じ大きさ。
人孔室
大阪市 工業用水道 人孔室
撮影:2015年5月 大阪府大阪市
マンホールになっているもの。
本来ならばmy蓋の方に入れるべきですが、大阪市は私設の蓋がとても多いので、このページに入れることにします。右横書きの中には、戦後の復興期に作られた蓋も結構あるのではないでしょうか。お上が水道を引き込んでくれるのを待っていたのでは、商売上がったりってことかも?