上下水道 大阪府大阪市2
上水道2
止水栓
大阪市 水道 止水栓
殿堂
撮影:2005年11月/2011年12月 大阪府大阪市
家庭用小型量水器の蓋。1枚目のような外蝶番付き、2枚目のような鍋型など、右横書きの止水栓もまだまだ多いです。文字の外を「水」の字で囲んでいる良くあるデザイン。
大阪市 止水栓
撮影:2018年5月 大阪府大阪市
駅の横にありました。古くはないですが数枚しか見ていません。
量水器
大阪市 量水器
殿堂
撮影:2011年4月 奈良県生駒市
他県で大切に使われている量水器の蓋。「器」の「ヽ」が目立ちますね。戦前ものでしょうか?
大阪市 量水器
撮影:2005年11月 大阪府大阪市
大阪市 量水器
撮影:2015年5月 大阪府大阪市
右横書きですが戦後の蓋でしょうか? 大阪の量水器は現在では止水栓との共用蓋になっています。形は小判型のものと、長方形でメーター部分のみ楕円や小判型になっているものとがあります。楕円にこだわりがあるんですね。
鶴橋 量水器
殿堂
撮影:2009年3月 大阪府大阪市
鶴橋地区専用の蓋。状態はあまりよくありませんが、めずらしいので殿堂入り。
大阪市 量水器
殿堂
撮影:2011年11月 大阪府大阪市
ビルにあった大型量水器の蓋。関西でよく見られる、四隅にマークの入っているタイプ。
大阪市 量水器
殿堂
撮影:2011年11月 大阪府大阪市
さらに大型の蓋。京阪シティモールにて。このデザインの右横書きの蓋も、オフィス街などでたまに見ます。もっと大型の3枚組の蓋もあります。
防火栓・消火栓
大阪市 水道 防火栓
殿堂
(1枚目)撮影:2007年3月 大阪府大阪市
(2枚目)撮影:2015年5月 大阪府大阪市(菱格子パターンが細かい)
(3枚目)撮影:2015年5月 大阪府大阪市(書体が普通)
「防火栓」は大阪などでは消火栓の旧名ですが、『マンホールのふた<日本篇>』によると、東京では私設の消火栓を指すとのこと。大阪市の資料によると「明治28年(1895年) 市水道を消防に使用 市内消防で初めて水道(防火栓)を使用した」とあります。
大阪市 水道 消火栓
殿堂
撮影:2004年10月 大阪府大阪市
上の防火栓と同じような書体です。消火栓の蓋の中では最も古く、昭和30年(1955年)ごろまでのものではないでしょうか。
大阪市 水道 消火栓
殿堂
撮影:2011年12月 大阪府大阪市
これと上の蓋は500×300mmくらいの大きさ。
排水栓
大阪市 水道 排水栓
撮影:2011年11月 大阪府大阪市
上の消火栓と同じくらいの大きさ。穴の位置がめずらしいです。
大阪市 水道 排水栓
撮影:2015年4月 大阪府大阪市
歩道の拡張で蓋が隠れるので大きな段差カバーが付きました。穴の位置が違うようです。
排水管
大阪市水道 排水管
撮影:2009年3月 大阪府大阪市
大型量水器と同じくらいの大きさ。900×600mmくらい。
散水栓
大阪市 散水栓
撮影:2014年6月 大阪府大阪市
大阪市 散水栓 HASEGAWA FDY CO.
撮影:2015年5月 大阪府大阪市
市章入りの散水栓は珍しいです。長谷川の名前入り散水栓は市立の公園や梅田などで見られるようになりました。その他、汎用蓋にも入れている無印の撒水器もあり(下)。
参考文献
- 『マンホールのふた<日本篇>』林丈二著 1984年3月30日 (株)サイエンティスト社