宮内庁?
宮
殿堂
撮影:2004年11月 奈良県奈良市
「宮」は宮内省か宮内庁でしょう。書体がみやびです。約φ200。
旧陸軍
陸軍 消火栓
殿堂
撮影:2019年4月 愛知県名古屋市、名古屋城
名古屋城には明治5年(1872年)陸軍の組織が置かれ、組織替えを経て終戦まで駐屯しました。
旧大阪陸軍造兵廠
大阪陸軍造兵廠 話
殿堂
撮影:2007年6月 / 2021年2月 兵庫県高砂市
高砂市のFacebookや他サイトによると、旧大阪陸軍造兵廠の蓋のようです。上半分の大砲をクロスさせたのが、大阪陸軍造兵廠のき章で、下半分は電話の「話」ですね。
近くに電電蓋がありました。同じ蓋がもう1か所ありますが、その近くには逓信電話蓋がありました。通信ケーブルの本線から、工廠へ引き込む部分のマンホールであったのでしょう。
陸軍造兵廠大阪工廠時代の昭和14年(1939年)、現在の高砂市荒井町に播磨製造所が竣工。翌昭和15年(1940年)年4月、大阪陸軍造兵廠に改称。終戦まで操業しました。
旧海軍
海軍水道 防火栓
殿堂
撮影:2014年5月 広島県呉市
呉市幸町の入船山記念館内、旧呉鎮守府司令長官官前に保存されている、旧海軍の防火栓蓋。
説明板には「明治22年(1889年)、日本で2番目に竣工した近代水道(海軍の専用)の防火栓」とありました。
農林水産省
農水省 大和平野
撮影:2008年4月 奈良県香芝市
「農」蓋は市町村の農水が多いですが、これは農林水産省のもの。国営事業関連でしょう。
大和平野地区では、いくつかの国営事業が行われました。その中に、ため池改修などを行った、平成19年(2007年)3月完工の国営総合農地防災事業があります。この蓋はまだ新しく、ため池の近くにあったので、同事業関連かもしれません。
大和平野
撮影:2008年12月 奈良県安堵町
1枚目より古そう。近くに安堵村の蓋がありました。安堵町は昭和61年(1986年)4月1日に町制施行しています。この蓋は、昭和49年(1974年)まで行われた、国営かんがい排水事業関連でしょうか。
農林水産省 小田井用水
撮影:2013年5月 和歌山県橋本市
高野口町にあるせせらぎ公園にて。
蓋近くの説明板には、小田井用水のあらましが書かれています。それによると、事業の始まりは、徳川吉宗が紀伊藩主だった宝永四年(1707年)。以降改良が加えられ、現在は一部が暗渠となり、上を「せせらぎ公園」として利用しているとのこと。
警察関係
警察
殿堂
撮影:2015年3月 滋賀県大津市
マークの旭日章は、五角形や六角形、十角形もあったようで、戦前は軍関係、公務員関係の紋章とされたとか。警察の紋章は昭和23年(1948年)、戦前の六角形から、このような五角形の紋章になりました。
2枚ものの角蓋。交差点付近にあります。信号用でしょうか。マークがきれいに残っているので殿堂入り。
警察
撮影:2015年11月 大阪府大阪市
旭日章(警察の紋章)付き角蓋。マークはやや簡略化されています。こちらも交差点付近の蓋。
K
撮影:2013年12月 東京都千代田区
K視庁関連らしい。
警
撮影:2019年4月 愛知県名古屋市
蓋は縞鋼板をカットしただけのようですが、中央の「警」の文字が目立ちますね。
警
撮影:2019年4月 愛知県名古屋市
名古屋駅前の化粧蓋。周囲を1周している福西のかぎかっこパターンが、ラーメンマークのようです。蝶番部分に型番の「SF-60RKKM」が鋳出されています。
県警 / 石川県 信号
撮影:2014年5月 石川県金沢市
石川県警の化粧蓋。ブロックの形が複雑で、化粧のご苦労がしのばれます。
2枚目は石川県のき章付きですが、信号の管理は県の公安委員会が行っているので、警察関係のページに入れました。
兵庫県は警察蓋は見たことないですが、どこかにあるのでしょうか。
検察庁
検察庁 電話
撮影:2009年3月 広島県尾道市
気になる蓋2にも入れている、長谷川鋳造の蓋にプレートを取り付けたもの。おそらくは真鍮プレートで、当初はきれいだったのでしょうが、すっかり地味になっています。
2005年10月8日:ページ新設。2006年6月11日更新。2021年2月18日:ページ名変更、宮内庁、検察庁以外追加。