標語ぼうや1
ここは兵庫県たつの市御津町。隣の旧龍野市と並んで、面積の割に飛び出しぼうやの多い地域です。その中のとある道路沿いで、交通安全標語の書かれたぼうやの鉱脈が発見されました。
「ぽいすては心ろの貧しさ見るようだ」
「心ろ」。味があります。ポイ捨てする人とは対照的です。電柱に結びつけられていますが、すでに土台のブロックが崩壊中。がんばれぼうや。
「公園は皆んな集まる憩いの場」
公園の入口にいたぼうや。標語というより単なるものの説明のもある。
「運転で携帯電話はいかんぞな」
顔の割に年齢不詳のものの言い方。自治会長さんの作に違いない。
「迷惑にならぬと思うか違法駐車」
ぼうやのテンプレは4種類。びっくり目とぱっちり目それぞれに黄色い服(鼻あり)と白服(鼻の穴のみ)があります。
「空缶を捨てたらあカン栄町」
これは字の感じからしてお母さんの作ではないかと思われますが、ネタはオヤジ系。クリーム色に塗られたブロックがあたたかい。
「ころころとボールのあとに子供あり」
ぼうやそのものがボールのようです。このまま右回転しながら飛び出しそう。
「とび出を避けきれないよそのスピード」
どれも字が小さめで読みづらいですね。読めないくらいのスピードは出すなということでしょう。背後の電柱にもまた別のぼうやが待ち受けるぼうやストリート。
2006年1月 兵庫県たつの市御津町