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114.神仏ファッション2

神仏関連ファッションその2


よだれかけをもらった牛の置物

よだれかけをもらった牛の置物

天神様の牛やお稲荷様の狐など、神使(しんし)と呼ばれる神様の使いがよだれかけをもらっているのもよく見ます。願掛けで奉納する場合もあるようですね。

よだれかけをもらった牛の置物

こちらの臥牛の置物は、神戸市須磨区の綱敷天満宮のもの。「子どもたちが 小さいときから 動物をかわいがり こどもたちが 作文や習字が上手になるよう 願いをこめて」とあります。小さい牛とはいえこれだけ数がいるのですから効果あったかも。

2006年5月 兵庫県神戸市

赤いよだれかけをもらった狛犬様

赤いよだれかけをもらった狛犬様

西宮えびす神社の狛犬様。きれいな布で可愛く作ってもらっていますが、とにかく顔が怖すぎるわ笑。

狛犬は、社殿に向かって右側が口を開けた阿形(あぎょう)、左側が口を閉じた吽形(うんぎょう)になっています。そして右は角のない「獅子」、左が角のある本来の「狛犬」なのですが、左右とも角のない獅子タイプであることが多いですね。

余談ですが、子供のころ祖父が神主をやっていたので、狛犬にまたがってよく遊んでました。今思えばえらいバチ当たりな。

2005年1月 兵庫県西宮市

ピンクのよだれかけをもらった狛犬様

ピンクのよだれかけをもらった狛犬様

こちらは生田神社兵庫宮の狛犬様。震災で落下して壊れたのか一部を修復してもらっています。いかつい顔なのに可愛い色のよだれかけをもらってるんだなあと思ってよく見ると――。

狛犬様のピンクのよだれかけ

ちょっとみやびな絵柄ではありませんか。そういえば兵庫区は都が置かれていたこともある土地。何となく狛犬様の顔が自慢気に見えてきました。

2009年12月 兵庫県神戸市


(2013年3月14日作成)