路上観察と琺瑯看板、マンホールのふた
お散歩 Photo Album

 
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病院・医院・診療所4(看板建築、洋風壁)


旧楽天堂医院
(贈答品フロンティア)

旧楽天堂医院
拡大画像(1100×1100px、130KB)

大正元年(1912年)築。左の方から和館がのぞいています。詳しい解説は他サイトに譲るとしまして、四国でも有名な看板建築のようです。関東大震災以前の地方で、ここまで派手な建物があったのは驚きました。

「Lakutendo-hospital」。「ラ」はLなんですね。ラツテンドーホフピタルにも読めますが。

2018年3月 香川県多度津町

丸亀市内旧医院
(堀家時計店)

丸亀市内旧医院
拡大画像(1000×750px、79KB)

大正15年(1926年)築、国登録有形文化財。こちらも有名な看板建築とのこと。玄関上の看板はどうにか「醫院」の文字が読めます。

丸亀市内旧医院

バラのような模様とか、植物のリースとかめずらしいですね。

2005年3月 香川県丸亀市

旧向井眼科
(大津表具店)

旧向井眼科
拡大画像(1000×900px、140KB)

大正6年(1917年)築。スクラッチタイルがすばらしい。

旧向井眼科

2019年5月 兵庫県尼崎市

旧澤田医院

旧澤田医院
拡大画像(800×1000px、98KB)

旧澤田医院

旧澤田医院

閉院してからどれくらい経つのかわかりません。病院情報サイトには、まだここの住所で登録されています。

2020年9月、11月 兵庫県姫路市

旧澤田医院跡地

2022年7月、久々に通ってみたら、隣のビルに跡形を残し、真新しい境界プレートも残し更地になっていました。草がほとんど生えていないので、少し前に解体されたのでしょう。このビルもそろそろなくなりそうな予感。手前の空き地には住宅が建っていました。

2022年7月 兵庫県姫路市

旧高畠医院

旧高畠医院
拡大画像(1000×667px、83KB)

土台の建物は戦前の町屋なのでしょう。和菓子のホワイトチョココーティングのような感じ。

旧高畠医院

玄関の「髙畠醫院」の看板と赤ランプが古めかしいです。表札にはなぜか「醫學士 秋山良博」とあります。ドアは元は木製の斜め押し棒付きなどだったのでしょうか。アルミドアに変わったのは残念ですが仕方ないですね。郵便受けのメールアイコンが今風でおもしろい。

2018年3月 香川県多度津町

亀山市内旧医院

亀山市内旧医院
拡大画像(1000×785px、119KB)

たばこ店と医院が町屋を半分ずつ使っています。大阪など家が建て込んでいる地域は、医院でも理容院でも、町屋を改造して使っているのを見ますね。医院はつし二階の黒漆喰に合わせたモノクロームの豆タイル使用で、医院名の跡が残る看板部分だけ目立ちます。明治期の建築でしょう。

関宿は昭和59年(1984年)12月に、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、整備が進んできました。現在この建物(旧落合家住宅)は大幅に修復され、公有施設となっています。現在の様子(グーグルストリートビュー、別タブで開きます)

2007年4月 三重県亀山市関町

旧K鍼灸良導絡治療院

旧K鍼灸院

奥の和館は大正末期から昭和初期にかけての箱軒が見られます。手前は建て増しか最初からかわかりませんが、壁の一部が下見張りになっています。2000年ごろまでは鍼灸院をされていました。下見の方が診療所だったのでしょう。

明治以降の西洋医学は、新しい技術で効き目がすばらしいイメージで、洋風壁は「ヨクキク」アイコン。一般的な西洋医学の医院であるなら、それも妥当であろうと思われます。

が、ここは東洋医学系。洋風壁ではなく純和風で押してもよかったのでは?
まあこの場合の洋風テイストは、店舗などと同じく、「お客様スペース」という意味なのでしょう。

2020年10月 兵庫県姫路市

旧K鍼灸院

2022年7月、診療所と思われる部分のみ解体されていました。撤去後1、2ヶ月くらいでしょうか。今後軒や壁の塗り直し、格子や雨樋の修理もされるのでしょう。造りはしっかりしてそうなのでリノベでまだまだ住めそうです。

2022年7月 兵庫県姫路市

参考文献

  • 『姫路市官公庁會社商工要覧 1950年』昭和25年8月28日 兵庫新聞社
  • 『ゼンリンの住宅地図 1977年 姫路市(中心部)』昭和52年8月 (株)善隣図書
  • 『ゼンリン 住宅地図 '91 姫路市中心部』1990年4月 (株)ゼンリン

(2022年7月27日新設)