旧大和田銀行本店本館
（敦賀市立博物館）

昭和2年(1927年)築、旧(株)大和田銀行本店本館。このときは残念ながら工事中でした。

(株)大和田銀行は、個人の金融機関大和田銀行として明治26年(1893年)設立。大正7年(1918年)株式会社に改組。地元金融機関を合併ののち、昭和20年(1945年)10月(株)三和銀行に合併。

2013年4月 福井県敦賀市

旧四日市銀行桑名支店
（旧桑名信用組合京町支店など、石取会館）

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旧四日市銀行桑名支店の建物。大正14年(1925年)築。

(株)四日市銀行は明治28年(1895年)設立。6行合併ののち昭和14年(1939年)(株)三重銀行と改称。令和3年(2021年)5月(株)第三銀行と合併、(株)三十三銀行に改称。三＋三で三十三ですか。

2015年4月 三重県四日市市

旧牛窓銀行本店
（旧中國銀行牛窓支店、街角ミュゼ牛窓文化館）

旧(株)牛窓銀行本店として大正4年(1915年)に建設された建物。検索するとあちこちのサイトに「旧牛窓銀行、旧中國銀行牛窓支店」と出ますが、中國銀行が牛窓銀行を合併したわけではありません。

(株)牛窓銀行は大正10年(1921年)(株)二十二銀行に合併され牛窓支店になります。同行は大正12年(1923年)11月(株)保善銀行に合併、(株)安田銀行に改称。

昭和4年(1929年)9月、安田銀行は牛窓支店を大正13年(1924年)設立の(株)山陽銀行へ譲渡。参考。さらに昭和5年(1930年)12月、合併により(株)中國銀行設立。ここでようやく中國銀行牛窓支店となりました。

2003年7月、2004年6月 岡山県瀬戸内市

旧第一合同銀行倉敷支店
（旧中國銀行倉敷支店・倉敷本町出張所、新児島館）

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コロナ前のインバウンドのころで、なかなか観光客が途切れず、修学旅行生も車もわんさかで、きわめて写真の撮りにくい状況でした。道は狭くはないのですが、これ以上下がれず残念でした。

もともとこの地には(株)倉敷銀行本店があったのですが、大正8年(1919年)9月、倉敷銀行など6行合併で(株)第一合同銀行設立。建物は2年後の大正11年(1922年)、旧第一合同銀行倉敷支店として建設されました。

昭和5年(1930年)12月、第一合同銀行と(株)山陽銀行が合併、(株)中國銀行が設立され、同行の倉敷支店となりました。現在は美術館です。

2019年5月 岡山県倉敷市

旧尾道銀行本店
（旧広島銀行市役所前出張所、おのみち歴史博物館）

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大正12年(1923年)築、旧(株)尾道銀行本店。
明治28年(1895年)(株)尾道貯蓄銀行として設立。大正11年(1922年)1月尾道銀行に。

昭和5年(1930年)10月、尾道銀行など3行合併により(株)備南銀行に。さらに昭和20年(1945年)5月、備南銀行など4行合併で(株)芸備銀行設立。昭和25年(株)広島銀行に改称しています。

2009年3月 広島県尾道市

旧住友銀行尾道支店
（尾道市労働センター）

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玄関付近拡大(1000×667px、97KB)

明治37年(1904年)築。この店舗ができた経緯は三井住友銀行尾道支店の歴史にあります。(株)住友銀行は明治28年(1895年)設立。この建物は旧住友銀行の最初の支店でした。

2009年3月 広島県尾道市

旧横浜正金銀行門司支店
（旧山口銀行門司支店、北九州銀行門司支店）

横浜正金銀行時代の昭和9年(1934年)築。同行は明治12年(1879年)設立。専用の条例がある外為や貿易金融専門の特殊銀行で、他行のような株式会社ではなかったようです。昭和21年(1946年)12月営業停止、業務の一部を新設の(株)東京銀行が引き継ぎます。翌年閉鎖期間に指定され整理に入りました。

明治31年(1898年)第百十国立銀行が改組、改称、(株)百十銀行設立。昭和19年(1944年)3月、5行合併で(株)山口銀行設立。建物は昭和21年(1946年)山口銀行が取得。

(株)北九州銀行は平成22年(2010年)10月設立。山口銀行の九州店舗を引き継ぎ、翌年10月開業。看板は変わりましたが、現役の店舗なのは偉いですね。

2004年2月 福岡県北九州市

堀川を行く観光船と旧日本銀行松江支店
（カラコロ工房）

昭和13年(1938年)築、2代目日銀松江支店の前を観光船が行く。

2018年5月 島根県松江市