路上観察と琺瑯看板、マンホールのふた
お散歩 Photo Album

 
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83.蒸発タイプ3 

蒸発進行中のレトロ看板


ホシン

どうき 息切れ ホシン

琺瑯看板ファンの方にはおなじみですが、ホシンという心臓の薬がありました。

(左)ホーロー製だと年月が経っても美しいのですが、さすがにこの看板はもう息も絶え絶え。どうき、息切れがして商品が紹介できませんゼェゼェ。

(右)文字部分のペイントがはがれて錆びた結果、また「ホシン」の文字が出てきました。薬がわずかに効いたと見るべきでしょう。とはいえ、全面錆び錆びになるのはもう時間の問題。線香花火が燃え尽きる直前のわずかな輝きのごとし。あと何年持つのか。

2004年2月 岡山県和気町

7up

トタン板に同化した7up看板

これは7upというドリンクの看板です。古くなっても壁から落ちないようにという、家の人の心遣いがうれしい。モノトーンの渋い色合いがノスタルジックで良いですね。壁から出ている蛇口がもう少し古びていれば満点でした。

2006年2月 兵庫県姫路市

三菱鉛筆

消えゆく三菱鉛筆 消えゆく三菱鉛筆(部分)

あ、鉛筆の看板めっけ、と思って近づき目を疑いました。これは……張り付けられたポスターのようなものが風化しつつある状態ですかね? 文字部分のみ上から書き直したものの、それも流れて消えつつあるとか? そういえばいつも引き出しの片隅で、白い色鉛筆が余っていたよなあ。

2005年3月 滋賀県近江八幡市

(2006年7月23日作成)