29.インパクト1 POP薬局 POP薬局1 だいたい薬局というところにはPOP広告やポスターがたくさんあるんですよね。 ある程度の年齢になれば、完全な健康体の人などいない。若い人でも最近ちょっと太ったかな、なんて思うし。 道行く人に「ソコノアナター、ホントニ健康デスカー?」と問いかけるPOP。普段はそれほど気にしていない不安の部屋のカギを開けられ、人は一瞬立ち止まる。 しかしここまでPOPにあふれたところも少ないのでは? 第一、店内が見えない。 「糖尿病ご相談下さい」「アレルギーご相談下さい」これはわかる。「自閉症、登校拒否ご相談下さい」薬で治るのか。「C型肝炎は無症状のまま進行!」ひーーっ。「自分の命は自分で守る!!他人任せではいけません!!」ごもっともです。薬屋さんに任せるのもダメかも……。 2002年9月 岡山県倉敷市 POP薬局2 上の薬局ほど多くのPOPがあるわけではありません。 が、でっかい字で「子宮」「入院中もOK! 各種癌 相談無料」「末期の方も相談可!」。そして陰になったところには一辺1メートルくらいの「痛」の文字。 でも、入院中に来られる患者さんっているかなあ。第一、末期ガンなら自力で外出できないし、ご家族が来られるにしても。 2002年4月 兵庫県加古川市 他のPOP薬局はこちら
だいたい薬局というところにはPOP広告やポスターがたくさんあるんですよね。
ある程度の年齢になれば、完全な健康体の人などいない。若い人でも最近ちょっと太ったかな、なんて思うし。
道行く人に「ソコノアナター、ホントニ健康デスカー?」と問いかけるPOP。普段はそれほど気にしていない不安の部屋のカギを開けられ、人は一瞬立ち止まる。
しかしここまでPOPにあふれたところも少ないのでは? 第一、店内が見えない。
「糖尿病ご相談下さい」「アレルギーご相談下さい」これはわかる。「自閉症、登校拒否ご相談下さい」薬で治るのか。「C型肝炎は無症状のまま進行!」ひーーっ。「自分の命は自分で守る!!他人任せではいけません!!」ごもっともです。薬屋さんに任せるのもダメかも……。
2002年9月 岡山県倉敷市