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上下水道 兵庫県宝塚市

上水道

制水弁

宝塚市 水道 制水弁 宝塚市 水道 制水弁

宝塚市 水道 制水弁
撮影:2019年5月/2015年12月

弁に点付き。1枚目はマークが少し回転しています。

こういう昭和の標準のような蓋も、だいぶ少なくなってきました。旧ミクニや植平などの、メーカーパターンの見られる蓋が増えています。

空気弁

宝塚市 空気弁(丸中型) 宝塚市 空気弁 宝塚市 空気弁(角型)

宝塚市 空気弁
撮影:2019年5月

空気弁は古めの角蓋が見つからず新しいもののみ掲載。これは中型で少ないです。

宝塚市 空気弁
撮影:2019年5月

宝塚市 空気弁
撮影:2015年12月

ミクニパターン。色違いの消火栓もあり。

宝塚市 ドレン

宝塚市 ドレン
撮影:2015年12月

100mmくらいの小蓋。よく見ました。空気弁ではなく泥吐弁のようなものでしょうか。

止水栓

宝塚市 止水栓 宝塚市 水道 止水栓

宝塚市 止水栓
撮影:2019年5月

かわいい昭和の蓋。意外に少ないですね。

宝塚市 水道 止水栓
撮影:2006年10月

よくあるデザインですが、蝶番部分に鋲が入っているのはめずらしい。

宝塚市の止水栓は、一番よく見たのが、阪神地域でおなじみの汎用蓋「1号 止水」。徐々にこれに置き換わっているようです。次がこの「水道 止水栓」で、その次が止水栓の水の地が下がっている「水道 止水栓」。

量水器など

宝塚市 量水器 旧自治体? 量水器 旧自治体? 量水器マーク部分

宝塚市 量水器 殿堂
撮影:2019年5月

量水器 殿堂
撮影:2019年5月

右横書きの量水器蓋はこの2枚しか見ていません。

宝塚市、宝塚市上水道のあゆみ
明治22年(1889年)4月1日、町村制施行で川辺郡小浜(こはま)村誕生。
昭和25年(1950年)9月、小浜村営水道認可。
昭和26年(1951年)3月15日、町制施行。川辺郡宝塚町に。
昭和27年(1952年)6月、村営水道を引き継いだ町営水道、一部完成、通水。
昭和29年(1954年)4月1日、武庫郡良元村と合併し市制施行。宝塚市発足。
昭和29年(1954)4月10日、一般公募により市章制定。

市内には戦前より、宝塚温泉に浄水を供給する宝塚上水道(株)がありましたが、昭和30年(1955年)宝塚市に買収されています。温泉という営業用の施設なので、設備はすでに更新されていると思われます。その他簡易水道もあったようです。

2枚の量水器を見ると、同じベースの蓋のマーク違いに見えます。2枚目が旧宝塚町または旧小浜村のものか、あるいは他地域の流用蓋なのかはわかりません。

宝塚市 流量計室

宝塚市 流量計室
撮影:2019年5月

長島の大型特殊三角鉄蓋という製品でしょう。大型でも1人で開閉できるとか。

消火栓

宝塚市 消火栓

宝塚市 消火栓
撮影:2015年12月

「消」のさんずいはどうなってるんでしょう。斜め線が消えたのでもなさそうですが。

新しい消火栓はメーカーパターンのものがたくさんありました。MCパターンのもの

下水道

汚水

宝塚市 汚水

宝塚市 汚水
撮影:2014年4月

汚水枡の蓋。マークがひっくり返りそうです。

宝塚市の下水道事業は、宝塚市下水道事業の公営企業化の「宝塚市の下水道事業の現況」に、「本市の公共下水道は、武庫川及び猪名川流域関連公共下水道として、昭和46年度より事業着手し、昭和49年度に猪名川流域で供用を開始しました」とあります。

市内に汚水処理はなく、流域下水道の処理場を利用しているとのこと。

雨水

宝塚市 雨水(丸中角型) 宝塚市 雨水(角型)

宝塚市 雨水
撮影:2019年5月/2015年12月

大型蓋。いずれも長島鋳物製と思われます。三角形仕様は優秀なんですね。

参考文献


2022年8月15日:ページ新設。

(2020年10月13日更新)