上下水道 兵庫県三木市
上水道
制水弁、仕切弁
三木市 制水弁
撮影:2012年4月
三木市の上水道事業は、『兵庫県管工史』によると、昭和35年(1960年)12月に、第1期工事として広野地区起工。昭和36年(1961年)6月に広野地区と市街地地区に給水開始。
年末に第2期工事が始まり、翌昭和37年(1962年)6月に他の地区にも給水。三木市はこれをもって上水道事業の開始としています。
簡易水道は昭和43年(1968年)3月より給水とのことです。
三木市 水道 仕切弁
撮影:2012年4月
大阪府池田市などに見られるデザイン。高度成長期に上水が完成したこともあって、右横書きのような古そうな蓋は見当たりませんでした。
三木市 上水道 仕切弁
撮影:2018年10月
新しい水玉蓋。日之出水道のV字受枠が見られます。
空気弁
三木市 空気弁
撮影:2018年10月
角形の空気弁は見つかりませんでした。これらは最新の水玉蓋で、両端が空気弁、真ん中が上水道仕切弁です。メーカー違いのようで、V字受枠ではないですね。
市章の説明は、三木市サイトの三木市の概要にあります。なかなか考えられてるもののようです。
止水栓、水道メーターなど
三木市 水道メーター 止水栓
撮影:2012年4月
他自治体にもある、メーターと止水栓の連結蓋。5、6枚見ました。
三木市 水道メーター
撮影:2018年10月
金属蓋は「水道メーター」。新しいプラ蓋は「量水器」が多かったです。
三木市 計量ピット
撮影:2018年10月
消火栓
三木市 消火栓
撮影:2012年4月
三木市 水道 消火栓
撮影:2018年10月
1枚目は市章を鋳出したもの。古めの市章付き角蓋はこれ1枚しか見ていません。市章は逆向きですが。
2枚目は他にもありました。「水道」がないもの、「上水道」になったものもあります。消火栓は丸蓋が増えてきました。
下水道
汚水
三木市 公共下水道 汚水
撮影:2018年10月
三木市はほとんどの地域で、平成2年(1990年)6月供用開始となった、加古川上流流域下水道を利用しているようです。
また、合併した旧吉川町域の一部には、旧町から引き継いだ単独の公共下水道があります。農業集落排水を利用している地域もあります。
雨水
三木市 都市下水路
撮影:2012年4月
めずらしい都市下水路の大蓋。
都市下水路は、集めた下水を処理場を通さず、ポンプ施設によって河川に直放流する下水道。公共下水道が使用できるようになった平成2年より前、市街地の浸水を防ぐ目的で造られたものでしょう。
三木市(グレーチング)
撮影:2018年10月
個人的にはすっかりおなじみ、虹技のグレーチング。