路上観察と琺瑯看板、マンホールのふた
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電力4 電力・電気汎用蓋など

電力

電力 電力 特別高圧蓋

電力 撮影:2006年9月 滋賀県大津市

電力蓋は、関西なら関電の二の字パターンや、メーカーの既成蓋が多いです。これは電話のTパターン。縦書きは少ないようです。

電力 撮影:2015年11月 兵庫県神戸市

これは二の字パターン。関電のよりは二の字がみっちりしています。

特別高圧 撮影:2017年9月 兵庫県姫路市

商業施設の蓋。650くらいでしょうか。7,000Vを超えるものが特別高圧に分類されるとのこと。

電氣・電気

電氣

電氣 殿堂
撮影:2007年2月 福岡県北九州市

パターンが関西電力のような二の字ではなく、縦横の線が同心円上に並んでいる蓋。縦線も1本だったり3本だったり、二の字が二つ並んでいたりしています。『マンホールのふた<日本篇>』の長崎市のページに、類似パターンの蓋が載っていますが、いずれにしても古そう。

電氣 中央のマークはどこのものかわかりませんでした。この地域を担当していた電力会社は、昭和20年代後半以降は九州電力、戦中戦後は九州配電、戦前ならおそらく東邦電力ですが、電力会社なら蓋にわざわざ電気とは書きそうもないし。門司市のき章をアレンジしたようにも見えますが、築港会社関連でしょうか?

電気

電気
撮影:2014年12月 兵庫県尼崎市

長島鋳物の電気蓋でしょう。古くはないですが6か所ボルト止めの大蓋。テトラ模様がたくさん入っていますね。メーカーの電気蓋は、メーカーのページに載せているものが多いです。

電気

電気 NANNO FOUNDRY  
撮影:2019年4月 愛知県名古屋市

メーカーページには入れていない南濃鋳工の電気蓋。地元名古屋に工場がありました。「気」の字が手彫りふうで味があります。

電気

電気 WR8-60
撮影:2006年1月 福岡県福岡市

関西では見かけないパターンですが、こういう電気蓋が福岡では割とありました。メーカーオリジナル?

小型プレート

電ケーブル
電ケーブル

電 ケーブル
撮影:2005年6月 兵庫県姫路市

蓋ではなく、電力ケーブルの埋設標でしょう。φ130。「電」だと電話の可能性もありますが、電話だと「話」または電電マークではないかと考え、電力としました。

※メーカー既成の電気蓋や各自治体の電気蓋、CCBOX蓋などはあまりにも多いので省略します。

参考文献

  • 『マンホールのふた<日本篇>』林丈二著 1984年3月30日 (株)サイエンティスト社

2005年9月3日:鉄蓋の殿堂新設。2005年10月8日:電気・ガスなどのページ追加。2007年6月10日:電気独立。2019年9月7日:電気を電力に変更、分割。2020年1月5日:電 ケーブル引っ越し。2021年3月5日:汎用独立。南濃電気蓋追加。

(2021年3月5日更新)