42.笑える狛犬の午後2
何度見ても笑えてしまう。特に左(吽形)の方。鼻息荒そうですよねえ。陶製の狛犬は石造のものより表情がわかりやすいので楽しいです。
でも笑っちゃいかん。この狛犬、文政年間制作、胴回り2.5メートル、高さ1.4メートルの立派なもので、備前市指定の文化財です。胸の部分で上下に分割されていますが、焼き上がったとき、ジョイント部分がずれないようにするのは、相当の技術が必要と思います。大物だとなおさらでしょう。
あまりにも立派すぎて、夜中にあばれないようにと柵がしてありますね。
2003年7月 岡山県備前市(宇佐八幡宮)