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岡山県の蔵。鯛と釣り竿を抱えたおなじみの姿でえびす様が空中浮遊しておられます。蔵の窓の庇は唐破風になっていて、兎の毛通し(中央の懸魚)には鶴の鏝絵、奥には松が描かれ、蔵の屋根にある瓦とコーディネート。また庇の上の鬼瓦の位置には鬼の鏝絵と、ちょっと凝った造りになっていますね。不敵に笑う鬼に比べ、えびす様はいわゆるえびす顔ではなく泣き笑い気味なのがご愛嬌でしょう。
しかしこの鬼は誰かに似てるよなあ。紳助さんでもないし、家の奥さんを鬼にすると怒られそうだし、左官さんの奥さんかなあ。何といっても妻の顔だし。
2004年2月 岡山県美作市(旧英田郡英田町)