低めの軒いっぱいに取り付けられた虫籠窓。
壁、枠、格子すべて黒塗りで存在感があります。枠のかたちにも工夫が見られます。
2002年8月 兵庫県姫路市
低めの軒いっぱいに取り付けられた虫籠窓。
壁、枠、格子すべて黒塗りで存在感があります。枠のかたちにも工夫が見られます。
2002年8月 兵庫県姫路市
雲形の枠の付いた虫籠窓。格子のかたちがおもしろそうなのですが、ちょっとよく見えません。
虫籠窓の格子の数は奇数が多いようですが、これは8本ですね。軒丸瓦は梅鉢文です。
2002年8月 兵庫県たつの市
タイル屋さんの虫籠窓。枠と連子(れんじ)格子の黒がアクセントになっています。
壁にはびっしりタイルが埋め込まれていますが、洋風というより着物の柄のようなイメージ。
2002年8月 兵庫県たつの市
漆喰が全部はがれてしまったのでしょうか? 枠も丸格子もていねいに作ってあるようです。
2001年12月 兵庫県姫路市
「虫籠窓」(むしこまど)は、かたちが虫かごに似ているので名づけられたといわれています。もとは、町屋の中二階、通りに面した部分に取り付けられました。
格子の部分は、木材にわらを巻き、土を塗ってさらに漆喰(しっくい)で塗り込めて作ることが多いです(防火仕様)。