路上観察と琺瑯看板、マンホールのふた
お散歩 Photo Album

 
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91.守山市


ペットショップの看板

ペットショップの看板

国道沿いにあるペットショップの看板。

ペットショップの看板アップ

ちょっとアップにしてみましょう。トリマーのお姉さんの茶目が良いわ。市内で一番心引かれた看板がこれ。

守山にはかつて「びわ湖わんわん王国」というテーマパークがあり、入口には高さ13mの木像(寄せ木)のワンちゃんが鎮座していました。その名も「びわ公」。展望台も兼ねたびわ公は来場者に人気だったとか。

2005年1月末の閉鎖に伴い、飼われていた犬はつくばの施設に引き取られました。びわ公はというと、しばらくの間は誰もいなくなった園内で、ひっそり世間を見つめていたようです。が、王国の跡地は現在は更地になっているらしいので、解体されてしまったんでしょう。サヨナラびわ公。

ホタルの看板

ホタルの看板

滋賀県守山市は、昔からゲンジボタルの群生で有名で、JR沿線のガスタンクにも、名産守山ホタルの絵が描かれています。

あちこちで見かけるこの看板。確かに、街中を流れる水路でもものすごく水がきれいなんですよね。ホタルのかわいいキャラクターを見ていると、水路にポイ捨てなどする気にならなくなると信じたい。いつまでも守山市がホタルの住める街であり続けることを願います。

大きなホタル

商店街にある街灯のポールにホタルがとまる

ほたる通り商店街の様子。街灯に大きなホタルがとまっているのがおわかりでしょうか。背中のてかり具合が、台所にいるあの昆虫を連想させますが、赤い頭はまちがいなくホタル。しかし……でかいわ。

街灯標語1

街灯標語「脳内モルヒネが出ると記憶力もよくなる」

「脳内モルヒネが出ると記憶力もよくなる」
街灯ポールのいくつかには、健康に関するヒントが書かれているものがあります。中にはこんなマニアックなのも。

街灯標語2

街灯標語「家族団らんが健康予防につながる」

別の場所の標語。うーん……、「健康につながる」ならよかったんだけどな。このまま読めば、顔を合わせる度にケンカしてストレスを貯めている、仲の悪い家族を想像してしまう。

いや、あのですね、わかる、わかりますとも! 「健康増進」と「病気予防」の前後が合体して「健康予防」になっちまったんだよね。「汚名返上」と「名誉挽回」で「汚名挽回」とか、「的を射る」と「当を得る」で「的を得る」ができてしまったみたいなもんだ。惜しいな。

まあ、世間一般の人は意図を酌み取ってくれるのが普通で、この標語を読んだ大部分の人は、確かに団らんは重要だよなとか考えながら、通り過ぎていると思われます。

初夏の宵、飛び交うホタルを眺めていると、そんな細かいことなんてどうでもよくなるに違いありません。「長寿者に共通するのは『クヨクヨしない』」という標語もあったし、むやみに気にしないのがよろしいようですね。

2007年1月 滋賀県守山市

(2007年2月13日作成)