日刊工業新聞 撮影：2001年11月
日刊工業新聞 撮影：2003年3月
日刊工業新聞 撮影：2001年10月

東京都中央区日本橋小網町14番1号、(株)日刊工業新聞社
大正4年(1915年)11月、大阪古鉄日報として創刊。大正11年(1922年)「日刊工業新聞」と改題。戦時中は新聞統合で改題していましたが、昭和25年(1950年)に「日刊工業新聞」の名称が復活しています。

新聞の「新」は、もとは「辛+木+斤」で、斤（おの）で木を切るということ（辛に切るという意味がある）。これより、ものごとの始まり、あたらしいという意味で使われます。左の看板の「新」は「立木斤」ではなく「辛木斤」ですね。朝日新聞などの題字は今でもこのようになっています。

日本証券新聞 撮影：2003年4月

東京都中央区日本橋茅場町2-16-1、(株)日本證券新聞社
昭和19年(1944年)5月、日本証券取引所の機関紙として創刊。昭和22年(1947年)2月、株式会社設立。読売新聞や中日新聞の販売店で取り扱っています。

株式市場新聞 撮影：2003年12月

東京都江東区辰巳一丁目4番11号にあった(株)市場新聞社
少し小ぶりです。昭和31年(1956年)7月創刊。平成21年(2009年)自己破産を申請。5月1日付で廃刊となりました。

住まいと土地の週刊紙 住宅新聞 撮影：2001年11月

さらに小ぶり。讀賣新聞の専売所にありました。東京都新宿区新宿一丁目9-4 中公ビル3Fにあった(株)週刊住宅新聞社の看板でしょうか。

同社は昭和35年(1960年)1月、日本宅地建物新聞社として創業。4月より「日本宅地建物新聞」を発行。昭和38年(1963年)10月、題号を『週刊住宅新聞』に、昭和42年(1967年)2月には『週刊住宅』に変更とのことです。週刊住宅新聞社は平成29年(2017年)5月事業停止。『週刊住宅』は週刊住宅タイムズが引き継いでいます。

聖教新聞、聖教グラフ 撮影：2005年3月
聖教新聞 撮影：2005年4月
聖教新聞取扱所（小型版）撮影：2003年2月

聖教新聞社
昭和26年(1951年)4月20日創刊の創価学会機関誌です。

神戸新聞 撮影：2002年5月 兵庫県 拡大画像(19KB)
神戸新聞 購讀申込所（購読申込所）撮影：2002年2月 兵庫県 拡大画像(25KB)
幅10センチくらいの小さな看板。「聞」の字が変わってます。
神戸新聞購読申込所 撮影：2011年11月 兵庫県
神戸新聞 撮影：2002年6月 兵庫県

兵庫県神戸市中央区東川崎町一丁目5番7号、(株)神戸新聞社

明治31年(1898年)2月11日創刊。

左は社章で、創刊2年後の明治33年(1900年)2月11日に公募で決まりました。季節の梅をモチーフに、花心に「神」、花びらは「戸」の文字がデザインされています。

右は社旗で、それまでは社章と社旗が同じでしたが、創立70周年を記念し、昭和43年(1968年)2月11日、公募により採用されました。

神戸新聞 デイリースポーツ 申込所（吊り下げ型） 撮影：2002年9月

神戸本社（登記上本店）兵庫県神戸市中央区東川崎町一丁目5番7号、(株)デイリースポーツ社

昭和23年(1948年)8月1日創刊。関西では最初の日刊スポーツ紙。神戸新聞のグループ紙でしたが、昭和30年(1955年)2月独立。平成22年(2010年)3月1日、再び神戸新聞社へ吸収合併されました。

デイリースポーツ（大型版、Dが黄色）撮影：2006年9月
デイリースポーツ（大型版）撮影：2002年6月
デイリースポーツ（大型版）撮影：2006年9月
文字地色共に色褪せていくタイプ。地色は赤のまま文字のみ色褪せるものもあります。丈夫な看板の方が古そう。

デイリースポーツ販売所（小型版）撮影：2008年12月
デイリースポーツ（小型版）撮影：2004年11月

京都新聞申込所（小型版）撮影：2007年3月
京都新聞購読申込所（小型版）撮影：2008年4月
京都新聞 撮影：2008年1月
京都新聞ご購読申し込み所（小型版）撮影：2008年1月

京都府京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239、(株)京都新聞ホールディングス、(株)京都新聞社

明治12年(1879年)6月9日、『京都商事迅報』として創刊。明治時代に京都新報、日出新聞、京都夕刊新聞が発行され、それらが改題、廃刊、さらに戦時下の新聞統合により合併、昭和17年(1942年)4月、『京都新聞』が創刊されます。

旧マーク

大阪新聞 撮影：2008年12月

大阪市北区梅田二丁目4-9（産経新聞社大阪本社と同じ住所）にあった旧(株)大阪新聞社の看板。同社は夕刊のみの発行でした。

大正11年(1922年)7月9日、『南大阪新聞』として創刊。戦前の新聞統合政策により、昭和16年(1941年)2月、大阪府下の夕刊新聞社16社を統合。昭和17年(1942年)6月、時事新報社と合併し(株)大阪新聞社発足。このとき『大阪新聞』に改題。平成14年(2002年)3月、親会社の産経新聞大阪本社発行の夕刊に統合され廃刊。

奈良新聞 撮影：2004年10月

奈良県奈良市法華寺町2番地4、(株)奈良新聞社

昭和21年(1946年)10月26日、『大和タイムス』創刊。昭和50年(1975年)6月『奈良新聞』に改題。

マークの周囲の白い部分は「山」が10個（とお）あります。これで「大和」と読ませているのでしょう。このマークも変更されているような。

奈良日日新聞取扱店 撮影：2008年12月

奈良県奈良市法華寺町2番地4、(株)奈良日日新聞社

明治31年(1898年)創刊。平成17年(2005年)11月30日に一時休刊。平成18年(2006年)10月27日より復刊。令和元年(2019年)休刊後、5月より奈良新聞社と業務統合。
それにしても悲惨な看板だわ。

伊勢新聞 撮影：2010年11月

三重県津市本町34番6号、(株)伊勢新聞社
明治11年(1878年)1月17日創刊。朝刊のみ発行。

山陽新聞購読申込所（小型版）撮影：2013年3月 岡山県
山陽新聞 撮影：2002年9月 岡山県
拡大画像(19KB)
山陽新聞邑久支局 撮影：2003年7月 岡山県
山陽新聞丸亀支局 撮影：2005年3月 香川県

岡山県岡山市北区柳町二丁目1番1号、(株)山陽新聞社
明治12年(1879年)1月4日、『山陽新報』創刊。昭和11年(1936年)12月中国民放と合併。昭和23年(1948年)5月『山陽新聞』と改題。

中國新聞 撮影：2009年3月 拡大画像(19KB)
右に少し見えているのが朝日新聞の看板です。新聞看板の中でも大きく、上下の余白があります。

中國新聞申込所（小型版）撮影：2009年3月

広島県広島市中区土橋町7番1号、(株)中国新聞社
明治25年(1892年)5月、『中國』として創刊。明治41年(1908年)6月、題号を『中國新聞』に変更。昭和23年(1948年)11月、(有)中国新聞社と(株)呉新聞社が合併、(株)中国新聞社が設立されています。

山陰中央新報 撮影：2006年9月

島根県松江市殿町383番地 山陰中央ビル6階、(株)山陰中央新報社
昭和16年(1941年)12月、戦時中の新聞統合により、山陰新聞社（明治15年(1882年)5月設立）と松陽新報社（明治34年(1901年)11月設立）が統合し島根新聞社として設立。『島根新聞』発行。昭和48年(1973年)4月、現社名に変更。題号も『山陰中央新報』に。

中日新聞 撮影：2015年3月  

中日スポーツ 撮影：2016年10月  

愛知県名古屋市中区三の丸一丁目6番1号、(株)中日新聞社
明治19年(1886年)創刊。中日スポーツは昭和29年(1954年)2月創刊。

北陸中日新聞 撮影：2016年10月  

石川県金沢市駅西本町二丁目12番30号、(株)中日新聞社北陸本社
昭和27年(1952年)3月、北日本新聞社により『北陸新聞』創刊。昭和35年(1960年)、現在の中日新聞社が発行・編集権を買収、『北陸中日新聞』に改題。発行は昭和42年(1967年)より中日新聞社北陸本社。

北日本新聞 撮影：2016年10月  

富山県富山市安住町2番14号、(株)北日本新聞社
明治17年(1884年)1月、『中越新聞』発行。改題、合併を経て、昭和15年(1940年)8月『北日本新聞』発行。