お菓子
大手メーカー
森永アイスクリーム(ベンチ広告)
撮影:2004年2月
東京都港区芝五丁目33番1号 森永プラザビル別館、森永乳業(株)
大正6年(1917年)9月、日本煉乳(株)設立。昭和24年(1949年)森永乳業(株)設立。森永アイスクリームは昭和22年(1947年)6月発売。
チョコレートはMeiji(ベンチ広告)
撮影:2005年6月
Meijiアーモンド(ベンチ広告)
撮影:2006年3月
東京都江東区新砂一丁目2番10号、(株)明治
東京都中央区京橋二丁目4番16号、明治ホールディングス(株)
大正5年(1916年)10月、東京菓子(株)として創業。大正13年(1924年)、明治製菓(株)に社名変更。ミルクチョコレートは大正15年(1926年)、アーモンドチョコレートは昭和37年(1962年)発売。
Meiji 明治のスナック カール(ベンチ広告)
撮影:2005年6月
Meijiカール(ベンチ広告)
撮影:2006年3月
平成21年(2009年)4月1日、明治製菓(株)は明治乳業(株)と、持株会社の明治ホールディングス(株)を設立。
平成23年(2011年)4月1日、グループ再編により、医療用薬品事業専業のMeiji Seika ファルマ(株)に社名変更。食品・菓子事業は、旧明治乳業(株)から社名変更した現在の(株)明治の担当になりました。
カールは昭和43年(1968年)発売。いつも麦わら帽子をかぶってCMに登場するカールおじさんが、実はバーコードで驚いたことがあります。
Meiji 果汁グミ おいしいグミは明治(ベンチ広告)
撮影:2012年5月
果汁グミは昭和63年(1988年)発売とか。
美味栄養菓子 グリコ 一粒三百メートル
撮影:2010年5月 拡大画像(43KB)
大阪府大阪市西淀川区歌島四丁目6番5号、江崎グリコ(株)
大正10年(1921年)江崎利一氏により合名会社江崎商店設立。昭和4年(1929年)2月株式会社設立。
グリコは大正11年(1922年)2月11日発売。江崎グリコはこの日を創立記念日としています。
看板のランナーは、『広告キャラクター大博物館』によると3代目で、昭和20年(1945年)から昭和28年(1953年)まで走っていたようです。昭和41年(1966年)に登場した5代目から、スタイルのいいイケメンランナーになっています。
その他メーカー
世界の味 ノーベル賞飴 販売店
撮影:2005年3月
大阪府大阪市生野区巽北四丁目10番2号、ノーベル製菓(株)
昭和4年(1929年)大長製菓所として創業。昭和22年(1947年)大長食品(株)設立。昭和34年(1959年)ノーベル製菓(株)に社名変更。ノーベル賞飴は昭和27年(1952年)発売。当時の子供は成績が上がるともらえたそうです。
ボンタンアメ(横長)
撮影:2002年2月
ボンタンアメ(縦長)
撮影:2002年9月
鹿児島県鹿児島市西別府町3200番地7号、セイカ食品(株)
明治36年(1903年)松浦屋商店として創業。大正8年(1919年)鹿児島菓子(株)設立。ボンタンアメは大正15年(1926年)発売。当時のライバル菓子は森永ミルクキャラメルだったそうです。
むやみに甘くない、オブラートに包まれたシンプルなお味。なつかしい。
(名物)平六餅
撮影:2002年9月
鹿児島県鹿児島市西別府町3200番地7号、セイカ食品(株)
南国名物 平六餅 セイカ食品(ベンチ広告)
撮影:2010年2月
平六餅は昭和6年(1931年)より製造されています。こちらはオブラートに包まれた海苔味。
いつも新鮮な風味 味覚の逸品 井村屋ようかん
撮影:2003年3月 拡大画像(45KB)
三重県津市高茶屋七丁目1番1号、井村屋(株)、井村屋グループ(株)(親会社)
明治29年(1896年)、井村和蔵氏により創業。昭和22年(1947年)(株)井村屋設立。昭和41年(1965年)井村屋製菓(株)に変更。
平成22年(2010年)10月1日、持株会社制に移行。持株会社は井村屋グループ(株)となりました。
ようかんやあずきバーなど、小豆を使用した製品を多く製造していますが、個人的には肉まん、あんまんのイメージが強いですね。
名物 さくらやもなか 西条駅前(横長)
撮影:2006年9月
名物 さくらやもなか 西条駅前(縦長)
撮影:2006年9月
広島県東広島市西条本町11-27の(株)さくらやの看板と思われます。地元の清酒を使った最中などを製造販売しています。
名物 赤たてもなか 杉屋
撮影:2010年5月
宇陀市榛原萩原2460番地の杉屋の看板と思われます。壁板の幅くらいの小さな看板です。
名物かまど 四国 荒木屋
撮影:2002年9月
香川県坂出市沖の浜30番62号、(株)名物かまど
昭和11年(1936年)創業。かつては荒木屋として菓子製造をされていましたが、菓子部門は昭和45年(1970年)5月、(株)名物かまどとして独立。香川県、岡山県の方ならテレビCMでもおなじみですね。
私は黒あんは苦手ですが、かまどは卵黄の入った白あんが使われていて結構好きです。商品によっては、看板と同じデザインの木製鍋敷きが付いていたように記憶しています。
一辺2メートル位の大形看板で、上下2枚に分かれています。これ以外に2個所で確認。
竹ッ子 美栗
撮影:2014年5月 広島県竹原市 旧いちかわ菓子舗遠景(78KB)
旧店舗にて。よくある吊り下げ看板を横に2枚連結したくらいの大きさです。下の赤い部分には「はこにわ本舗 いちかわ菓子舗」と書かれていました。
ハチミツ 高度栄養 PURE HONEY
撮影:2003年12月 拡大画像(61KB)
看板のようなデザインのラベルは、姫路の業者さんも使っておられます。聞いてみると問屋で買うとのことでした。
天然のハチミツは、純度が高いほど早く固まってきます。なかなか固まらないものは、他の糖分が入っているものだそうです。
番外編:ロッテトタン看板・合成樹脂看板
ロッテ チョコレート ガーナミルク 撮影:2014年12月 兵庫県姫路市
東京都新宿区西新宿三丁目20-1、(株)ロッテ
昭和23年(1948年)6月創業。
ロッテは琺瑯看板もあるようですが、種類と量が、明治などに比べるとかなり少なかったのではないでしょうか。その代わりに、店舗の看板を兼ねたトタン看板が全国にまだまだあるようです。
パッケージ正面のデザインはどれも似たようなものですが、側面の「ロッテ チョコレート ガーナミルク」と書かれた部分にバリエーションがあります。
ロッテ チョコレート ロッテ ガーナ ミルク チョコレート ロッテ ガーナ セミスイート
撮影:2002年6月 兵庫県姫路市
このパターンの店舗看板は、個人商店を中心に、少なくとも2000年ごろは割と見かけたものです。看板の左側の○の中の文字は、「ロッテ チョコレート」「お口の恋人 ロッテ」の2種類が多いようです。
赤いパッケージのガーナミルクチョコレートは、ロッテ初のチョコレート菓子として昭和39年(1964年)2月発売。
現金屋百菓店という印象的な屋号の菓子問屋さんでした。問屋は掛け売りが基本ですが「現金屋」ということは小売りもやっていたんでしょうか。建物は現在建て替えられています。
ガーナ ミルク チョコレート ロッテ チョコレート
撮影:2002年6月 兵庫県加西市
ロッテ ガーナ ミルク チョコレート ロッテ *お口の恋人*
撮影:2005年5月 京都府京都市
ロッテ ガーナ セミスイート チョコレート ロッテ *お口の恋人*
撮影:2005年5月 京都府京都市
2枚目3枚目は同じ看板の裏表。北向き軒下の割に色あせていて残念でした。「ロッテチョコレート 看板」あたりで検索すると、これと同じのきれいな看板が見られます。
参考文献
- 『広告キャラクター大博物館』平成6年11月10日 ポッププロジェクト 日本文芸社
2005年6月18日:ページ分割。森永アイスクリーム、ノーベル賞飴、ハチミツ追加。2009年11月8日:Meiji4枚、さくらやもなか2枚追加。2010年3月31日:平六餅1枚追加。2010年9月1日:グリコ、赤たてもなか追加。2012年7月4日:Meiji 果汁グミ追加。2022年9月18日:竹ッ子、美栗追加。