路上観察と琺瑯看板、マンホールのふた
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上下水道 広島県尾道市

上水道

尾道市上水道制水弇

尾道市上水道 制水弇(弁) 殿堂
撮影:2012年4月 広島県尾道市

千光寺に登る道の途中に数枚。やや小さめ。

明治31年(1898年)4月1日、御調郡尾道町は市制を施行。その後何度かの近隣の町村との合併を経て、平成18年(2006年)1月10日、因島市、豊田郡瀬戸田町と合併、現在の尾道市が誕生しています。

尾道市上水道制水弁

尾道市上水道 制水弁
撮影:2009年3月 広島県尾道市

坂の途中で1枚のみ見ました。制水弁、仕切弁で「尾道市上水道」と入っているものは少ないです。

尾道市の創設上水道は、大正12年(1923年)1月起工、大正14年(1925年)4月より給水開始。

尾道市止水栓

尾道市 止水栓
撮影:2009年3月 広島県尾道市

中央のマークは尾道市の市章です。由来に関しては諸説あるようですが、下の太い線が尾道市中心部のある本土、上の線が向島、その間が尾道水道との説が有力とのこと。明治31年(1898年)より使用されています。右横書きの蓋は何枚かありましたが、市章付きは見つけられませんでした。

量水器OWW

量水器 OWW 殿堂
撮影:2009年3月 広島県尾道市

"OWW"はOnomichi Water Works(尾道市水道局)の略ではないかと思われます。同様の略号の付いた蓋は、横浜市、横須賀市、新潟市、広島市でも見られるとのこと。古い蓋のようですが、20枚ほど見ました。

尾道市量水器

尾道市 量水器 殿堂
撮影:2009年3月 広島県尾道市

市章付き右横書きの蓋は2枚見ました。市章の周囲が単なる丸ではなく、日本銀行券にも見られる、デザイン化された「日」の文字の外側のようです。日立造船と何か関係でもあるのでしょうか。

尾道市量水器

尾道市 量水器
撮影:2009年3月 広島県尾道市

小型の量水器の蓋。たまに見ました。もう少し大きい蓋の方が多いです。

尾道市上水道 1972 消火栓

尾道市上水道 排気弁  
撮影:2012年4月 広島県尾道市

下の消火栓と同デザインの排気弁の蓋。

尾道市上水道 1972 消火栓

尾道市上水道 1972 消火栓 殿堂
撮影:2009年3月 広島県尾道市

1969年、1972年、1975年の消火栓が何枚かありました。消火栓の蓋で年号の入っているものは珍しいので殿堂入り。

?量水器

量水器
撮影:2009年3月 広島県尾道市

水道関係の謎の蓋。広島か三原の蓋かもしれません。いつからこの場所にあるかはわかりませんが、蓋自体は古いものです。穴が左寄りに付いていて、さらに左側に家の壁があるので、右利きの人には開けにくそうです。

下水道

尾道市雨水

尾道市 雨水
撮影:2009年3月 広島県尾道市

新しいJIS蓋。汚水、雨水とも多いですが、古そうな蓋は見あたりませんでした。

尾道市汚水

尾道市(下水)
撮影:2009年3月 広島県尾道市

関西でもよく見られる角蓋。数はそれほど多くありません。

参考文献

  • 『マンホールのふた<日本篇>』林丈二著 1984年3月30日 (株)サイエンティスト社

(2012年5月3日更新)