路上観察と琺瑯看板、マンホールのふた
お散歩 Photo Album

 
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デザイン蓋 兵庫県6


ふくさき おすい

ふくさき おすい

拡大(84KB)

福崎町のキャラクターが集合。両サイドは公式キャラの「フクちゃん」(左)と「サキちゃん」。サキちゃんが頭に乗せている、名産もち麦パスタを食べ歩く河童兄妹という設定なので、フォークとスプーンを持っています。

そして中央の播但線電車にまたがっているのは河童の「ガジロウ」。一般的なゆるキャラとは一線を画すきわめてインパクトのあるキャラで、役場の方の考案らしい。

汚水蓋とガジロウ  汚水蓋とガジロウ

蓋とガジロウ本人とのコラボも可能です。旭山動物園のアザラシは円柱形の水槽の下からのよーんと上がってきますが、ガジロウも大量の泡と共に出現します。右の画像では後頭部と背中上部が見えています。この位置では正面は見えないですね。

しかしその姿は動物のようにかわいらしいものではなく、小学校で見たホルマリン漬けのようで大変気色悪いです。ガジロウの顔が見える位置にも蓋があります。

撮影:2020年1月 兵庫県福崎町

将棋を指すガジロウベンチ

妖怪ベンチシリーズの一つ、将棋を指すガジロウ。まだ福崎駅付近が工事中のときには駅前にいました。

撮影:2018年7月 兵庫県福崎町

2024年4月、ガジロウが「第1回きもキャラグランプリ」で優勝。ライバルは少なそう? これからもがんばってね。

ふくさき おすい

ふくさき おすい ふくさき おすい

もともとのデザイン蓋。町の花サルビアなどをデザインした割と普通のものでした。

撮影:2007年8月/2017年5月 兵庫県福崎町

たつのし おすい

たつのし おすい

少し拡大(68KB)

上にパネルを貼り付けたデザインストリーマタイプの蓋。市のキャラクター「赤とんぼくん」と「あかねちゃん」が登場。
旧龍野市のデザイン蓋はパターンのページへ。

赤とんぼくんの顔出し

赤とんぼくんの顔出し。本竜野駅にて。

撮影:2019年11月 兵庫県たつの市

旧西播磨高原上・下水道企業団 仕切弁

播磨科学公園都市 仕切弁

電子が飛びまわる小型の仕切弁。蓋の上に小宇宙を描き出した斬新なデザインです。原子核にあたる中央の波のようなマークは、『日本のマンホール写真集』によると、太陽をイメージした昭和61年(1986年)設立の旧西播磨高原上・下水道企業団のもの。同企業団は、平成10年(1998年)4月、他3組織と統合し、播磨高原広域事務組合となっています。

撮影:2013年3月 兵庫県上郡町

かみごおり おすい 

かみごおり おすい

上郡町のマスコットキャラクター「円心くん」と「エイトちゃん」の蓋。エイトちゃんは、上郡町と佐用町の境界にある施設SPring-8にちなむものです。

2人とも平成2年(1990年)誕生なので、県内のゆるキャラの中では先輩格ですね。

背後の水色の模様は、上郡町サイトによると、「大型放射光施設「SPring-8(スプリングエイト)」の放射光の動きをリングで表現」とあります。これもなかなか斬新なデザインではないでしょうか。

撮影:2022年10月 兵庫県上郡町

かみごおり おすい(汚水枡) 

かみごおり おすい(汚水枡)

こちらは汚水枡のデザイン蓋。円心くんの顔は世のゆるキャラの中でも単純な方なので、窪みに砂利がたまりつつあります。

撮影:2022年4月 兵庫県上郡町

はが おすい

はが おすい

旧波賀町のデザイン蓋。旧宍粟郡波賀町は、平成17年(2005年)4月1日、4町合併で宍粟市になりました。

撮影:2015年4月 兵庫県宍粟市波賀町

参考文献

  • 『日本のマンホール写真集』平成9年12月25日 (株)水道産業新聞社

(2024年6月14日更新)